小レバレッジで外国為替証拠金取引

FXでは、10万円の手持ち資金があれば、たとえば100万円まで粗大ゴミ・粗大ごみ・不用品回収することが可能です。このように少ない資金でたくさんの資金を取引できることを、てこの原理からレバレッジ効果があると言います。レバレッジを大きくすれば、それだけ効率よく儲けることができます。たとえば、100万円を取引するために証拠金が10万円なら、レバレッジは10倍になります。しかし、証拠金が100万円なら、レバレッジは1倍です。もし取引した100万円が110万円になったら、証拠金10万円に対して10万円、証拠金100万円に対して10万円の儲けです。どちらが効率よく儲けているのかと言うと、証拠金10万円です。しかし、場合によっては、100万円が90万円になってしまうこともあります。この場合には、証拠金10万円に対して10万円、証拠金100万円に対して10万円の損失です。証拠金100万円のうちの10万円に対して、証拠金10万円すべてを失ってしまうのはハイリスクと言わざるを得ません。レバレッジを大きくすればするほど、取引金額を大きくでき、儲ける金額も大きくすることができます。反面、監視カメラの損失の金額も大きくなってしまいます。損失をいつ被るのかわかりませんので、最初はできるだけ低いレバレッジで取引した方が賢明でしょう。先週末にかけてやや落ち着いたものの、日本の長期金利上昇の背景に、外人による大量の売却があったことが明らかになりました。17日に日本の財務省が発表した週間の対内対外証券投資では、海外投資家による円債のネット売り越し額が1兆1200億円と、この(週次)統計の発表を開始した2001年4月以来の最高額を記録しました。同じ週に外人が日本株を3400億円余り買い越したのも、日本の経済指標改善→景気回復への期待→株は買い・債券は売り という意味で整合性のある動きです。こうした景気の見方自体は、素直に円高材料と考えるべきでしょう。特に株式投資は、為替ヘッジをかけないことが多いので、増加が直接円買いにつながります。外国株式投資をヘッジなしで行うのは、個別銘柄の値動きの独立性が高く、その結果為替の動きとの相関関係も比較的低いためです。このことから、複数市場の銘柄に分散投資することによって、為替も含めたポートフォリオ全体のリスクを小さくしつつ、高い収益率を目指すのが国際分散投資の考え方です。しかし外国債券の場合は事情が異なります。為替水準の変化は物価を通じて金利に直接影響を与えます。このため金利動向を体現した商品といえる債券の値動きは、為替と非常に高い相関があり、結果的に外国債券投資の収益は為替に最も大きく左右されています。このため、外国債券投資は50%から70%の為替ヘッジが望ましいという研究結果もあります。そして日本の投資家は最近まで、国内の低金利をカバーするために、フルヘッジ付きの外国債券に、かなりの資金を振り向けていました。日本の債券に投資している外国人も、そうした原則のもとに為替ヘッジをかけていると思われるため、最近の債券売りは同じ額の円売りにはつながっていません。仮りに彼らのヘッジ率が70%ならば、円売りが生じるのは残りの30%、つまり3000億円強で、同じ週における日本株買い越しによる円買いとほぼ等しくなります。この数字はあくまで仮定に過ぎませんが、要するに外国債券投資の為替への影響は、割り引いて考える必要があるということです。当然、先週の発表で2週連続売り越しとなった日本人の外債投資動向にも、同じことが言えます。同じ公表数字によれば、外人の円債売り越し額は前週から90%以上減少し、600億円を若干上回るにとどまりました。一方株式の買い越しは2500億円弱で、前週と合計すると6000億円近くとなります。さらなる円高圧力を予想する論調が力を得ても不思議ではありません。しかし、注意しなければならないのは、7月1日に日銀短観が発表されることです。最近の為替・金利市の動きは、短観の改善とその後(少なくとも今年後半)の日本経済の上昇基調をすでに織り込んでしまっています。短観が予想を裏切った場合はもちろん、予想通りであっても「噂で買って事実で売る」という相場の格言が繰り返される可能性は、決して低くはありません。その時には、米国の第1四半期実質成長率が3.9%と堅調だったこと、中でも雇用に改善が見られることにスポットが当たり、日本については「参院選への不透明感」が格好の材料となり、さらにこれまで顧みられなかった「日銀、長期金利の上昇を牽制」という見出しが為替ディーラーの目を引くことになるでしょう。日本の景気が回復基調にあることは確かだと思います。しかし5月中旬の114円台から始まった円高相場は、6月始めの110円台での踊り場を経て1ヵ月半になります。短観の数字が、目の覚めるようなバラ色でない限り、月末から7月前半の円相場は、調整局面を迎えることになりそうです。